赤ちゃんが生まれてから「自分の時間がまったくない」と感じているあなたへ。心の余裕を取り戻すヒント

「今日も気づいたら、自分の一杯のコーヒーすら飲めずに夜になっていた……」

赤ちゃんが生まれてから、そんな毎日を過ごしていませんか?自分の人生の主導権を失ってしまったような、言いようのない焦りや孤独感。

私自身、初めての育児の最初の数ヶ月は、お風呂にまともに入ることすらできない日々が続きました。家は荒れ果て、夜はまとまった睡眠も取れない。何かをしようと思っても中断、中断の連続。

「やりたいことがあるのに、1分すら自分の思い通りにならない」

そう心の中で叫びたくなる夜を過ごしてきた一人です。

この記事では、なぜママの時間は消えてしまうのか、その正体を解き明かし、私が実体験を通して気づいた「心と時間を守るための現実的な対処法」を整理します。


なぜママの時間は跡形もなく消えるのか

「要領が悪いのかな?」「うちの子、変なのかな?」と自分を責めてしまうママもいるかもしれませんが、それは間違いです。ママの時間が消えるのには、明確な**「構造上の理由」**があります。

1. 育児が「極限の細切れ時間」だから

出産前の産休中、私は「あれもこれも頑張ろう!」とやりたいことリストを作っていました。でも現実は、やっと集中できそうなタイミングで「抱っこ」「オムツ」。

日常が思うようにいかなくて、当時は毎日のように泣いていました。人間は中断された作業を再開する際に大きなエネルギーを消費します。合計時間は同じでも、疲弊の度合いが全く違うのです。

2. 24時間「予測不能」なスケジュール

わが子が8ヶ月になった今でも、夜は裏切りの連続です(笑)。

どんなにルーティンを徹底しても、寝ない時は全く寝てくれない。2時間おきに起きるなんてしょっちゅうです。

特に1〜3ヶ月の頃は、2〜3時間おきの授乳、1日4〜6回のうんち、いつ吐き戻すかわからない緊張感……。椅子に座った瞬間に赤ちゃんと目が合う絶望感は、経験したママにしか分かりません。

3. 休んでいても「脳」が休まらない

実は、ママの脳は寝ている間も「泣き声」に反応するアラート状態にあります。

夜中に泣き声でパッと起きられるのも、寝不足なのに日中動けるのも、脳が「ママ仕様」に作り替えられているから。事実として、心からリラックスするのは物理的に難しい仕組みになっているのです。

👉 結論:あなたの能力の問題ではなく、この時期特有の「構造の問題」なのです。


完璧を目指さない。私が気づいた「時間の使い道」

「いいママでいなければ」という思い込みが一番の敵でした。

SNSで見る華やかなママたちと自分を比べては劣等感に駆られていましたが、きっと彼女たちも裏では同じくらい苦しいはず。

私は、完璧になろうとするのをやめました。

毎日泣きながら負の感情で接するより、適当になってでも「心のゆとり」がある状態でいたい。

  • 家が片付いていなくてもいい
  • お皿が溜まっていてもいい
  • 3日間お風呂に入れなくてもいい
  • 離乳食がレトルトでもいい

今日一日、わが子の命を守り抜いたなら、それは100点満点。

「赤ちゃんが死なないように育てる」。これって、実はものすごい大仕事なんです。それをやり遂げたなら、今日の仕事は十分です。


今日からできる、現実的な「自分」の取り戻し方

「まとまった時間ができる」と期待するのは、一度お休みしましょう。その代わり、発想を変えることで心は軽くなります。

「30分のまとまった時間」を捨てる

「まとまった時間ができたらやろう」と思っていると、一生その時は来ません。私は「5分あればこれができるリスト」を作りました。

  • 5分あれば、好きなチョコを一つ食べる。
  • 5分あれば、応募したかった子供のオーディションフォームを1行終わらせる。

「5分×6回」で30分。これなら、少しだけ前に進める気がしませんか?

ママ以外の「自分」を感じる瞬間を作る

自分を愛さなければ、他人を愛することはできません。

子供が少し泣いていても、お腹が空いたならまずは自分が食べる。ずっと子供優先で頑張ってきたんだから、それくらい大丈夫です。

ママが自分を少し優先したからといって、子供はママを嫌いになりません。むしろ、ママがリフレッシュして心にゆとりを持つことで、子供との時間はより濃密で幸せなものになります。「ママ以外の自分」でワクワクする時間を、意識的に作ってみてください。


まとめ:今は「そういう時期」だと知るだけでいい

自分の時間がない=ダメなママではありません。

限られた時間の中で必死に毎日を回しているあなたは、それだけで十分にプロフェッショナルです。

今は「そういう時期」だと割り切る。そして、ほんの数分だけ、自分のためだけに時間を使う。

それだけで、明日からの景色が少しだけ変わって見えるはずです。

「いつか」を待つのではなく、今この瞬間の自分を、少しだけ甘やかしてあげてくださいね。


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